『昭和堂薬局』

不妊症

不妊症(不孕)って??

不妊症で、漢方相談を希望し来店する方が、非常に増えています。この原因としては、晩婚、ストレス、食の乱れ、夜型の生活習慣などが挙げられます。 
 不妊症とは、夫婦が妊娠を希望し2年以上性生活を行っているにもかかわらず妊娠しない場合を言います。一般に健康な男女が排卵日頃に(数回)セックスしても、その周期に妊娠する確率は約20%前後です。すなわち、健康な男女でも「妊娠に好ましい心身の状態」は1年に2~3回ほどあるだけなのです。ですから、心身共に健康な状態を作り上げることが大切です。しかし、器質的な原因がない限り、本来人間は妊娠する力を持っています。ですから、この妊娠する力を高めてあげることで、妊娠しやすい状態にしていけば、確率は上がります。

 どうすれば妊娠できるの?

 不妊症の原因をわかりやすく例えて言うと男性に原因がある場合は種ができなかったり、種が少なかったり、種に元気がなかったり、女性に原因がある場合いは良い卵が出来なかったり、卵の通り道が通りにくかったり、受精した卵が育つベットが良くなかったりなどの原因があります。これらの原因が西洋学的にも東洋学的にも判ればそこを改善して行くことで妊娠の確率は上がります。

不妊症の原因

女性不妊

内分泌・排卵因子
視床下部-下垂体因子
無排卵周期症
 ほぼ規則的に月経様の出血はあるが、排卵を伴わない病態を無排卵周期症といいます。月経周期は不規則なことが多く、月経持続期間も短かったり長かったりします。基礎体温は低温一相性を示します。
 無排卵周期症は、卵巣機能が未成熟な思春期や卵巣機能が低下しつつある更年期にみられることが多く視床下部機能異常、多嚢胞性卵巣症候群などにより起こることも多くあります。
 ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)は、下垂体前葉でLH、FSHの産生・分泌を促進するホルモンで約60分間隔でパルス状に分泌されていますが、無排卵周期症は視床下部・下垂体の何らかの障害によりGnRHのパルス状分泌障害が原因となっています。
 GnRHのパルス状分泌障害によりLH・FSHのパルス状分泌障害が生じ卵胞の発育障害が起こり排卵が起こらない。発育が不十分の卵胞が退縮するとエストロゲン消退出血が起こり、卵胞の発育が遷延するとエストロゲン破綻出血が起こります。
 月経周期が50日以上の約30%、20日以内の約60%は無排卵と言われています。
 治療は妊娠希望があれば排卵誘発剤(クロミット)服用を行います。

高プロラクチン血症
 妊娠・分娩・産褥期以外の時期に下垂体前葉からのプロラクチン分泌が過剰になった状態。
 プロラクチンの分泌調節では、放出因子(PRF)による分泌促進作用よりも抑制因子(PIF)すなはちドパミンによる抑制作用の方がはるかに強いため、通常(妊娠してない時)はプロラクチンは低値です。しかしプロラクチンが過剰になったり、ドパミンによるプロラクチン分泌抑制が作用しなかたりすると乳汁露出や性腺機能低下が生じます。
 原因はプロラクチン産生下垂体腺腫、視床下部・下垂体障害、薬剤性、甲状腺機能低下症、流産などがあります。
 治療は原因により異なります。

卵巣因子
多嚢胞性卵巣症候群
 両側卵巣の多嚢胞性腫大に月経異常・不妊を伴い、内分泌検査でLH高値を特徴とする内分泌疾患。
 何らかの内分泌異常によって卵胞発育が抑制され、多数の発育途上の卵胞が存在し、超音波検査で多数(12個以上)の膿胞(ネックレスサイン)がみられ、白膜の肥厚がみられます。
 原因はよくわかっていません。
 治療は、妊娠希望がある場合はクロミフェン療法・hMG‐hCG療法(ゴナドトロピン療法)・腹腔鏡下手術(卵巣焼灼、卵巣楔状切除)を行い、妊娠を希望されない場合はゲスターチン(黄体ホルモン)の周期投与により消退出血を起させます。

早期卵巣機能不全(POF)
 40歳までに閉経期と同じ状態(高ゴナドトロピン性低エストロゲン血症)となり、続発性無月経を呈する。排卵誘発は著しく困難です。
 早期卵胞喪失:卵巣内に卵胞がないため排卵が起こらない。治療しても排卵は起こらない。
 ゴナドトロピン抵抗性卵巣症候群:ゴナドトロピン分泌異常またはゴナドトロピン受容体異常のため排卵が起こらない。ゴナドトロピン分泌を正常化すると排卵がみられることもあります。
 治療は妊娠希望があればカウフマン療法+排卵誘発(hMG‐hCG療法)を行います。

黄体機能不全
 黄体からのプロゲステロンの分泌不全により、黄体期の短縮、ときに機能性出血を起こします。
 黄体期の血中プロゲステロン値が10ng/ml未満で、基礎体温は低温期から高温期への移行が3日以上を要し、高温期が10日以内で高温期と低温期の差が0.3℃以内で体温の陥落などある。
 黄体機能不全の原因の詳細はよくわかっていませんが、視床下部‐下垂体‐卵巣系の内分泌異常に加え、子宮内膜の発育異常などが絡み合って発症すると考えられています。
治療は
1.黄体期にプロゲステロンを補充
2.黄体期にhCG(LH様作用)を投与し黄体を刺激
3.クロミフェン療法
4.hMG-hCG療法(ゴナドトロピン療法:FSH様作用-LH様作用)
5.潜在性高プロラクチン血症がある場合はその治療(潜在性高プロラクチン血症は排卵障害や黄体機能不全の原因になる)

卵管因子
 女性側不妊因子の30%ほどを占めます。その主たる原因は、細菌感染や子宮内膜症による炎症の発生によって、卵管周囲癒着や卵管采癒着による卵管運動性障害と卵管通過障害です。

子宮因子
子宮筋腫:筋腫により受精卵の着床が障害される
子宮奇形:形態異常により受精卵の着床が障害されている
アッシャーマン症候群:癒着により子宮内腔がふさがっている

頸管因子
 免疫異常:正常では存在しない抗精子抗体が存在し、精子の侵入を阻害する

男性不妊

 不妊は、女性側に原因があるように思われがちですが実際には男性に原因があることも多くあります。
 精巣で造られた精子は、精巣上体、精管を経て精嚢で前立腺由来の分泌液とともに精液を構成し性的絶頂で射精されます。これらの機能の1つでも障害されると男性不妊の原因になります。男性不妊の中で造精機能障害が最も多いです。(70~80%)
・造精機能障害:精子の形成や成熟ができない。(精索静脈瘤・停留精巣・精巣炎)
・精路通過障害:精子の輸送経路が障害されている。(先天的発育不全・精管炎・精巣上体炎)
・副性器障害:精嚢・前立腺の炎症により精子が影響を受ける。(精嚢炎・前立腺炎)
・性機能障害:性交または射精できない。(性交障害・射精障害)


東洋医学的に不妊症はどのように考えているのか

東洋医学では不妊症のことを『不孕(ふよう)』といい、避妊していないのに3年間以上妊娠しないことをいいます。
では、この『不孕(ふよう)』を解決するためにはどうすればいいのか?

まず、身体の中で子供をつくる場所は生殖器です。
生殖器は『二陰(にいん)』といい、生殖器と肛門のことを指し、この『二陰(にいん)』は肝・心・脾・肺・腎の五臓の中で腎とつながっていると考えています。
腎は次のようなつながりを持っています。
(専門的には『腎の開竅(かいきょう)部位(ぶい)』と呼びます。開竅(かいきょう)とは繋がっているところとか通じているところという意味です。)つまり、この開竅(かいきょう)部位(ぶい)に何らかの症状があれば、腎に病態があると考えます。
例えば、膀胱炎によくなってしまう。生理の時に腰が痛む。耳鳴りがする…などです。
onayami2-1

わかりやすく表現するために、ひとつの例えを挙げてみます。

女性の身体の中には『壺』があり、この『壺』は誰しもが28日~30日間で血液によって満たされる『壺』です。
『壺』といっても硬いわけではなくゴム風船のように柔らかく、この『壺』は底がフタの様になっており、注ぎ口にはセンサーがついています。
このセンサーは『壺』の中の温度を管理し、注ぎ口まで血液が満たされると底のフタを開いて血液が排出するためのセンサーです。
この『壺』は卵巣と子宮であり、血液が出ていくことが月経に相当します。

胃腸の働きが不十分で、食べた物からの血液生産が遅ければ、この『壺』が満たされるまで時間がかかり、結果として月経周期は30日以上になったり、月経血が少なかったり・・・
センサーの働きがストレスなどで乱されていれば月経周期は短くなったり長くなったりします。
底のフタの押さえが不十分だと月経周期が28日よりも短くなったりします。

あなたの赤ちゃんは、この『壺』の中で、パートナーの方と愛し合って生まれた、たった一つの細胞から十月(とつき)十日(とうか)で立派な人間に成長するのです。
この『壺』の中が温かくフカフカの血液のベッドになっていて、底のフタもしっかり閉じていたら、赤ちゃんも安心して成長できますよね!

この『壺』は本来素晴しい力を持っているのです。ただその分、非常にデリケートでちょっとしたことで働きが乱れてしまいます。
私たちは、この素晴しい力を持っているはずなのに、その力が何らかの原因によって働きを乱されている『壺』をあなたと一緒に整えるためのお手伝いをさせていただいております。

『壺』の働きが乱されている状態を幾つかのパターンでご説明しましょう。

1. 『壺』が冷たいケース(専門的には「腎陽虚(じんようきょ)」といいます。)
『壺』が冷たいので、卵がさむい思いをしてしまっています。卵が暖まらないので成長できずに困っているケースです。
2. 『壺』の中の血液のベッドが薄いケース
『壺』の中の血液ベッドが薄いために卵の寝心地が悪く、スクスク育てないので困っているケースです。もう少し、分類してみましょう・・・
1) 胃腸が弱いために食べたものからの血液の生産が少なく、このためにベッドが薄い(専門的には「気血(きけつ)両虚(りょうきょ)」といいます。)
2) 胃腸に関しては特に問題が無いのにストレスがかかっているため、結果として胃腸が健全に働いておらず、このためにベッドが薄い。(専門的には「肝脾(かんぴ)不和(ふわ)」といいます。)
3) 血液の生産は行われているのに、身体のどこかでロスしてしまっているために『壺』の中の血液が少ない(専門的には「腎陰虚(じんいんきょ)」といいます。)
3. 『壺』の底の部分のフタが開いてしまうケース(専門的には「脾気虚(ひききょ)」や「中気(ちゅうき)下陥(げかん)」、「気(き)(脾(ひ))不統血(ふとうけつ)」といいます。)
『壺』の底のフタをしっかり閉じておくことができず、ベッドがグラグラしてしまって赤ちゃんが不安になっているケースです。前置胎盤や逆子、早期流産もこのケースが多いようです。
4. 『壺』そのものの機能が何らかの原因によって失われているケース(専門的には「腎(じん)陰陽(いんよう)両虚(りょうきょ)」といいます。)
『壺』そのものが冷たく、血液のベッドも薄いために卵の発育が極端に未熟であるケースです。無排卵や無月経の方に多いケースです。
5. 『壺』の中が汚れているケース(専門的には「?血(おけつ)」といいます。)
『壺』の中の血液ベッドが毎月きれいに掃除されていないために、徐々に汚れてしまいベッドが汚れているので卵が嫌がっているケースです。
止むに止まれぬ事情で掻爬を経験したことがある。または子宮筋腫や子宮内膜症を患っている方に見られるケースですが、妊娠された場合、東洋医学上では胎児も母体側からすると「?血(おけつ)」とみなすため、『壺』のお掃除をするかどうかはケースバイケースで判断します。
6. 『壺』の注ぎ口にあるセンサーの精度が乱れているケース(専門的には「肝気(かんき)欝結(うっけつ)」といいます。)
『壺』の注ぎ口のセンサーが悩み事や心配事でうまく働いておらず、『壺』の中の血液ベッドがきちんとメイキングされていないのに底のフタを開けてしまったり、『壺』の中の温度管理をサボっていたりするケースです。
基礎体温が二相性にならない方やストレスを抱えている方に多いケースです。

基礎体温

基礎体温から体の状態(排卵の有無、黄体機能の推測、妊娠など)を推測することができます。漢方は、体全体のバランスを見ます。そのバランスが基礎体温に現れるのです。
 漢方的にバランスとは「陰」と「陽」のバランスです。基礎体温でいうと低温期を「陰」、高温期を「陽」ととらえます。生理周期に関係しているのは、生殖をつかさどる「腎」です。特に不妊症では「腎」の衰えにより「陰」「陽」のバランス(ホルモンバランス)が崩れているのです。
 このバランスの乱れを基礎体温から推測し、生活習慣の改善や漢方薬で「陰」「陽」のバランスを整えて妊娠力を高め妊娠しやすい体にするのです。
基礎体温の測り方
 5時間以上の睡眠をとった状態で(できれば測定時刻がずれないように)朝目覚めたときに舌下で婦人体温計を使って測定します。目覚めた後、時間が経って測定すると体温が上がってしまいます。また、土日(休日)など寝坊をすると体温が高くなります。
記録内容
 体温、月経期間、腹痛、不正出血、おりもの、性交(セックス)、風邪、服用期間など詳しく記入します。 忘れたときは空欄のままで線を引かないで下さい。
 但し、測定がストレスと感じたらやめましょう。(3か月は測りましょう)
基礎体温表を見て推測できること
*排卵の有無が推測できる
 二相性なら排卵している(例外:黄体化未破壊卵胞LUF)
 一相性なら無排卵
*排卵の時期が推測できる(周期が安定している女性)
 タイミング指導ができる
*黄体機能が推測できる
 高温相が10日~14日
      温度差が0.3度~0.5度
 高温期途中で体温が一時低下するなら黄体機能不全
*卵胞の育ち、内膜の厚さが推測できる(頚管粘液)
*高温期が3週間以上持続で妊娠の可能性がある
理想の基礎体温
 1.生理周期は、28~35日。周期がずれても7日以内なら問題ないでしょう。生理周期が21日以下の場合は、卵胞の成長が充分でない可能性があります。また、40日以上の場合は、排卵のトラブルの可能性があります。
 2.低温期と高温期の温度差が0.3℃以下の場合は、黄体ホルモンの分泌が少ない黄体機能不全の可能性があります。
 3.高温期は12~14日持続します。12日以下の場合は、黄体機能不全の可能性があります。
 周期が短い
卵胞が充分成長していない可能性があります。また、機能が低下した卵巣を刺激しようとして、常に脳から「卵を成長させなさい」という指令が出たままなので、ホルモンバランスをつかさどる「腎」に負担がかかってしまいます。リラックスする、夜更かしをしないなど、生活習慣の改善が必要です。漢方薬では、卵胞の成長を助ける「陰」を補います。

基礎体温1

高温期がない
無排卵または無月経の可能性あり、この状態が続くと妊娠できません。多嚢胞性卵巣症候群などの病気によって卵巣機能が乱れているケースもあるので、まずは病気が隠れていないかを病院でチェックしましょう。漢方では、ホルモンバランスをつかさどる「腎」を高めるのと同時に、体のエネルギーである「気」の流れや、体に栄養やうるおいを届ける「血」の流れを良くする漢方薬を使います。睡眠や休息もしっかりとりましょう。

基礎体温2

高温期中に体温が下がる、高温期が12日未満
黄体ホルモンが充分に働かないため子宮内膜が厚くならず、着床しにくくなる黄体機能不全の可能性があります。ただし、低温期に卵胞が充分に成長できなかったのが原因であるケースもあります。ホルモンバランスをつかさどる「腎」の機能を補い、卵胞の発育と黄体機能を高める漢方薬を使います。

基礎体温3

体温の変動が激しい
ストレスや睡眠不足が続くとき、また、プロラクチンというホルモンが多く分泌されているときにみられるパターンです。この場合も排卵がスムーズに起こらないので、「気」と「血」の巡りをよくするために、ふだんの生活でリラックスを心がけることが大切です。漢方薬は、「気」「血」の巡りをよくし、プロラクチンを抑制するものを使います。

基礎体温4

生理中に体温が上がる
生理中に1日だけ体温が跳ね上がるようなときは、「血」の巡りが悪く「?血」の状態であると考えます。「?血」は月経血の排泄を滞らせるので、卵胞の発育や排卵、黄体機能にもダメージが起こります。さらに、生理痛のひどい、血のかたまりが多く混じるときは、早期の子宮内膜症やチョコレート膿腫などの可能性もあります。とにかく体を冷やさないようにし、血流を良くする漢方薬を使います。

基礎体温5

高温期の移行に時間がかかる
高温期への移行に時間がかかり、だらだらと体温が上がっていくときは排卵障害の可能性があります。おりものの量も少ないときは、卵胞の成長が充分ではないので、低温期の「陰」を補う漢方薬が使われます。また、ストレスや月経前症候群(PMS)の症状があるときは、「気」の流れを良くする漢方薬と併用します。

基礎体温6


不妊とストレス

不妊相談をしていて思うことが、周囲の人からの何気ない一言が不妊で悩む人に与える大きなストレスです。
 ご両親から「孫の顔が見たいわ」「そろそろ子どもは?」など言われた経験のある方は多いと思いますが、不妊でない人にはなんでもないことが不妊で悩んでいる人にとってはものすごく大きなストレスになるのです。そして、このストレスによってさらに子どもの出来にくい状態になってしまいます。ストレスはホルモンバランスを崩し、女性では生理不順や生理痛、ひどい場合子宮筋腫や子宮内膜症、多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症、男性では精子の減少や精子の運動率の低下、性欲減退などになります。
 それでなくともストレス社会といわれ多くのストレスを抱えている人が多い時代に…。
 毎日忙しく働き、ゆとりのない生活を送っていませんか?休日に寝だめや溜まった家事をかたずけたり生活に追われるのでなく、少しの時間をつくって夫婦で散歩したり、音楽を聴いたり、旅行をしたりゆったりとした時間をつくることが大切です。また、周囲特にご両親から子どものことを言われてストレスになっている方は、はっきりと言われることがストレスになっていることを伝え、言わないようにしてもらうことです。
 不妊の原因は女性ばかりでなく男性に原因がある場合が多くあります。仕事のストレスや体の疲れで性欲がなくなり子作り目的だけのセックスになっているケースも多くあります。
 夫婦生活はやっつけ仕事ではありません。愛を確かめ合い、そのことで幸せを感じることで仕事のストレスの発散になったり日々の活力にもなると思います。これは子育ての時期だけの問題ではなく夫婦仲がうまくいく秘訣ではないかと思っています。年老いてセックスができなくなっても夫婦で仲良く手でもつないで散歩したり旅行することで健康で幸せな生活が送れます。
 しかし、どうしてもストレスから逃れられない場合は漢方やハーブなどを試してみるのもいいと思います。漢方にはストレスに対し疏肝薬を使います。また、西洋ハーブには抗ストレス作用があると言われるものが多くあります。

食事の重要性

中医学(漢方)で人間が生まれるということは、男の精と女の精が交わることで新しい精が生まれます。そして、その新しい精が人間に必要な物をつくります。これが人間の誕生です。
 人間の体や心は精が作ります。精が人間をつくるのは母親の胎内にいる時だけではなく、精は人間の成長に深くかかわっています。
 この親から受けた精を先天の精と言います。先天の精は人間が生きていくうえで必要な物ですが、それだけでは足りなくなります。そこでその先天の精は食べ物や空気から栄養を受けます。これを後天の精と言います。
 後天の精は人間の生命活動に使われ残りが先天の精を補充しています。食べ物である動物や植物にも精がありそれを食べることで人間は後天の精を得ます。ですから食べることは命をいただくと言うことなのです。
 最近の食べ物は人工的な物が多く含まれ、精をあまり得られそうもない食べ物(インスタント食品や加工食品など)も多くあるように感じます。我々人間は後天の精を受けられなければ生きていかれないですし、ましてや新しい命に精を授けることなどできないでしょう。
 親になるためには食を疎かにはできないのです。自分の精をしっかりさせるために食を見直す必要があるのです。

最後に私たちの想いを書かせて下さい。

現実には不妊の原因が単一で発生することは少なく、これらが相互に影響しあっている場合がほとんどです。
 なんだか難しそうって思われた方も多いと思いますが、私たちは『不孕(ふよう)』を病気とは考えません。
 不妊治療を受けに来られる女性の多くは本来妊娠できる身体なのに、妊娠しないように身体がコントロールされているケースが多いのです。
 私たちもあなたの赤ちゃんを見ることができるように、真摯な気持ちであなたに接したいと思っております。
 私たちの薬局からお帰りになる際、あなたの笑顔と、最後はかわいい赤ちゃんが見られますように・・・


横浜ポルタ内にある漢方薬局。あなたの健康な体を取り戻すお手伝いを致します。