『昭和堂薬局』

WhatsNew

 

不妊症の解説~排卵編~

 排卵の障害は、主に内分泌因子の障害を現しています。
 内分泌因子とは脳の視床下部から下垂体へ、また下垂体から卵巣へ、卵巣の卵胞や黄体から女性ホルモンの分泌という流れのことで、内分泌因子の障害とは、この流れのどこかが障害を受けてうまくホルモンが分泌しないことです。
 当店の子宝相談で多い質問から紹介し、解説します。

Q:基礎体温が2相性になっているので正常ですか?
周期が28日±7日以内、月経が3日から7日、低温期と高温期の差が0.3から0.5℃、高温期が11日以上あれば正常で、低温期の最後の時期に頸管粘液(おりもの)が多くなり、粘度がサラサラになっていればほぼ正常といえます。

Q:体温が下がった日が排卵日ですか?
排卵日を特定する場合は、体温の陥落日、最低温日、高温相の初日などがありますが、最も一致する確率が高いのは低温相の最後の日ですが、一致する率は60%程度といわれていますし、基礎体温表を後から見ればわかりますが、その日が最終日かを予測することは難しいです。ただ毎月ほぼ一定しているような方は、ある程度予測はできますが、正確には排卵チェックキットを使ったほうがよいでしょう。また、頸管粘液の様子をチェックしてもおおよその予測はつきます。

Q:妊娠していないのに母乳が出るのですが?
高プロラクチン血症の可能性があります。プロラクチンは下垂体前葉ホルモンの1つで、乳管への乳汁分泌作用と性腺抑制作用があります。性腺とは女性の場合卵巣の機能のことで排卵やホルモン分泌機能を指します。性腺抑制作用とは排卵やホルモン分泌を抑制することです。この原因を婦人科で検査する必要があります。最近、大変多いと感じている症状で、原因がわからないケースも多くみられます。

Q:黄体機能不全とは?
黄体ホルモンの分泌が安定していなく、基礎体温では高温を維持できなくて陥落していたり、高温期が10日未満だったりします。この場合は子宮内膜がうまく肥厚しないために着床障害を起こす原因になります。

これら以外にもいろいろなケースがありますが、代表的なものをご紹介しました。


昭和堂薬局 | 2013年4月23日


横浜ポルタ内にある漢方薬局。あなたの健康な体を取り戻すお手伝いを致します。