『昭和堂薬局』

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今、注目されている慢性子宮内膜炎

 今、不育症や着床障害の原因として慢性子宮内膜炎や子宮内フローラが注目されています。
 しかし、まだ慢性子宮内膜炎や子宮内フローラ検査の診断基準は定まっていないのが現状です。盛んに研究されていることは事実ですが、子宮内フローラが正常な症例と異常な症例で妊娠率に有意差があったとする研究も今のところ少ないようです。

 

 着床するために子宮内の免疫細胞が関係していることは事実です。そのことから考えると、子宮内フローラが着床のために何かをしていることも事実なのではないかと思います。

 

 そのことから考えると、ご夫婦で腸内環境を整える食生活や生活習慣、或いはプロバイオティクスやプレバイオティクスを飲んでみるのもいいのではないかと考えます。

 

 実際に、ご夫婦の健康面から見てみると、腸内細菌叢がいい状態が、将来の病気の予防にもなるのですから、やって損はないはずです。

 

 また、生まれてくる子供の腸内環境も意識していただきたいです。子供の腸内細菌叢は、胎児期から生後2歳くらいまでに確立します。また、お母さんからの影響が大きく、出産方法(自然分娩か帝王切開)や母乳か人工乳かなどいろいろな影響を受けます。その腸内細菌叢がいい状態だと健康な子ともに成長していくでしょう。

 

 子供の腸内細菌叢が、あまり良くないとアレルギー疾患や免疫系、炎症性腸疾患などのリスクが高まります。

 

 あまり、脅かしたくはないのですが、腸内細菌叢が脳の発達に重要なことが言われています。腸内細菌叢の異常と自閉症スペクトラムの関係が研究されています。

 

 自分達の未来のために、少し腸内環境のことも気にかけていただきたいと思います。


昭和堂薬局 | 2023年10月2日

 

40代からの妊活を成功させるために

 今までも40代の妊活相談を多く受けてきました。そして妊活に成功する方達を見て来て思うことは、決して可能性がなく諦めなければいけないという事はありません。私も、多くの方に喜んで貰えるように、もっと良い提案があるんでわないかと、研鑽しています。

 

 私が40代の人達を見て来て思うのは、所謂体の老化度は、非常に個人差があると言うことです。その年齢迄の歴史が現れるのかもしれません。早期閉経など、特殊なケース以外は前向きに取らえて欲しいと思います。

 また、40代になったからと焦る必要はありません。ただ、たっぷり時間があるわけではないので、状況に応じて早めに取りかかりましょう。絶対に体外受精をしなくてはいけない訳でもありません。タイミングで妊娠される方もいらっしゃいます。

 

 一つ言える事は、年齢を巻き戻す事は出来ないので、もっと早く子供をつくることを考えていれば良かったなど、後ろ向きにならない事です。

 

 卵子の老化は、漢方で考えると、生殖を主る臓腑である「腎」の衰えです。補腎の漢方を中心に、その方にあった漢方薬を考えていきます。

 

 また、タイミングから始めようと思っている方も、不妊の検査はしておいた方がいいと思います。卵管の通過障害などがあってタイミングでは難しいケースもあります。卵管の通過障害が片方だけの場合は、通っている方が排卵するときにタイミングをとると妊娠可能です。

 

 私が担当した妊活相談で、出産の最高年齢は45歳です。現在、45歳以上で妊活相談にお見えになっている方が、数名いらっしゃいます。

ここまで、女性の話をして来ましたが、不妊の原因は、男性側にもあります。

 

 是非、ご夫婦でいっしょに取り組んで下さい。

 

 排卵している限り、何歳でもお手伝いさせて頂いています。


昭和堂薬局 | 2023年9月6日

 

妊活漢方相談を手掛けて20年のおじいちゃん薬剤師が思う妊活のコツ

 世界的に体外受精をするようになって40年くらいになるそうです。私の薬剤師の歴史と同じくらいなのですね。その頃は病院に勤務していたのですが、体外受精に関しては全然知りませんでした。
 漢方業界では、20年前くらいから漢方療法推進会という組織が妊活漢方に力を入れ始め、それから当店でも、積極的に妊活相談をするようになりました。それまでも妊活漢方の知識は多少あったのですが、桜木町に薬樹堂という漢方薬局がありそこの先生が妊活漢方のパイオニア的存在で、妊活しているお客様が多いと聞いていたのでウチには相談のお客様は来ないのではないかと思っていました。
実際に手掛けてみると多くの悩んでいるお客様がいらっしゃることに気が付き少しでも力になれるように努力をしてきました。

 

 過去の時代背景と今では、不妊に対する理解度が違いますが、大分世の中的に不妊で悩んでいる人達の気持ちを理解するようになって来たと思っています。
最近の妊活相談で意外と多いケースが、不妊専門のクリニックでしっかり検査をせずに何も問題がないと思っている方がいらっしゃいます。状態が改善しているのに中々妊娠しない場合は、専門のクリニックに行くことをお勧めしています。すると卵管の通過障害があったり、ピックアップ障害が疑われるような場合があります。不妊専門のクリニックは、今、非常に混んでいるようですが、説明会などに参加すると早めに予約できますので行くことをお勧めします。

 

 漢方的にで妊活を考えると、生殖を主る臓腑は「腎」であるため補腎が中心になります。但し、「肝」や「脾」という臓腑のかかわりがありますのでそれらの臓腑のバランスは問診して確認します。また、妊活で相談に来られる方ほとんどが、血流が悪いので活血薬も必要になります。これは、子宮や卵巣に栄養を届けるという意味合いがあります。

 それと、もう一つはメンタルのケアは絶対に必要です。妊活の悩みは自分だけで抱えていないで、私たちに話してください。話しただけでもスッキリしますよ。
簡単に書きましたが、個人個人でタイプが違うので、それぞれの方にあった漢方をお選びしるのですが…(これが、コツなんでしょうね)

 

 一人のお子さんを預かるのにどのくらいの卵胞が必要だと思いますか?
 2016年にアメリカとヨーロッパの学会が発表した論文によると、平均で25.1個必要なんだそうです。
30~34歳:12.2個
35~37歳:13.6個
38~40歳:22.4個
41~42歳:40.2個
43~44歳:94.3個

 

 予想以上に多くの卵子が必要なんですね。

 

 漢方的に言うとこれだけ「腎」を働かせないと、お子さんを授かれないということなんでしょう。
この様な観点から言っても漢方を使ってみることをお勧めします。


昭和堂薬局 | 2023年8月31日

 

不妊の中医学的対応

 不妊で悩んでいる人たちは、その方たちの人生のタイミングで幅広い年齢の方が相談にご来店されます。一般的に不妊で悩んでいる方は、夫婦の約3組に1組とも言われています。こうした状況を背景に、現在では不妊治療の保険適用もスタートしています。しかし、保険適応にはいろいろな制限もあり、中々満足のいかないケースもあるようです。

 

 まずは土台となる体質を整えて“妊娠しやすい体づくり”をめざしましょう。

 

 原因は多岐にわたりますが、男女とも加齢によって妊娠の力が低くなることもわかっていて、女性は卵子の老化や子宮疾患のリスク増加、男性は精子の質の低下などがその主な要因となります。
不妊の原因が男女どちらにあるか、その確率はほぼ半々。そのため、“妊娠しやすい体づくり”も2人一緒に取り組むことが大切です。

 

妊娠しやすい体とは?
 中医学では、体内の「気(エネルギー)」「血」「精(生命エネルギーの源)」が充実し、スムーズに巡っている状態が“妊娠しやすい体”と考えます。また、臓では「腎」「肝」「脾(胃腸)」の働きが妊娠と深く関わっています。
・腎:生殖やホルモン分泌と関わり、精を蓄える。
・肝:血を貯蔵し、月経を調整する。気の巡りを整える。
・脾:食事の栄養から気・血を生み出す。

 

 このように、 “妊娠しやすい体”をつくるためには、腎・肝・脾胃の働きを整え、気・血・精を充実させることが基本となります。

 

 中医学では、女性は7年、男性は8年の周期で体に変化が訪れると考えます。これは生殖や成長と関わる「腎」の働きから見たもので、女性は35才、男性は40才を境に腎の衰えが目立ち、妊娠しにくくなると考えます。この年齢の目安は、現在の西洋医学でも同様です。

 

体質別
「気血不足」タイプ
気・血が足りないと、全身のエネルギーや栄養不足、月経の不調などを招いて妊娠しにくい体質に。脾胃を整えてバランス良く栄養を取り、気・血をしっかり養いましょう。

 

「腎虚」タイプ
腎の働きが衰え、卵巣機能、造精機能などが低下して妊娠しにくい状態に。腎は加齢とともに衰えていくので、35才くらいからは特に意識してケアすることが大切です。

 

「気滞」タイプ
過剰なストレスなどで「肝」の働きが落ち、「気」の巡りが停滞しているタイプ。自律神経のバランスが崩れ、ホルモン分泌や排卵・月経周期の乱れを招いて妊娠しにくい体質になります。

 

「瘀血(血行不良)」タイプ
「血」の巡りが悪く、女性は子宮筋腫や子宮内膜症などを招いて着床しにくい状態に。また、男性は血の栄養が十分巡らず、精子の質の低下などを招きます。

 

「痰湿」タイプ
「痰湿(余分な水分や汚れ)」が溜まって脂肪が増え、ホルモンバランスが悪い状態に。また、ベトベトした痰湿が卵管や精路に停滞し、妊娠しにくい体質につながります。

 

妊娠力をアップする暮らしの養生

よく聞くことかもしれませんが、小さなことの積み重ねで、今だけでなく将来の健康のために心掛けていただければと思います。

・暴飲暴食、過度なダイエットなどは避け、バランスの良い食生活を。
・過労や睡眠不足は妊娠力の低下を招きます。しっかり休息、12時前の就寝を意識して。
・生理中は保温第一(特に腰回り)。冷たい飲食や体が冷える服装はNGです。
・適度な運動を習慣に。気血の巡りを促して、ストレス解消にもつながります。
・ストレスは妊娠力アップの大敵。妊活がストレスになっては本末転倒なので、神経質にならずおおらかな気持ちで。


昭和堂薬局 | 2023年7月20日

 

「生理前に胸が張っるのって普通」と思っていませんか?

 周りの友達がみんなそうだから、私も大丈夫って思ってませんか?特に生理に関してはたまに来るのが楽だからなんて考えてると、いざ子供をつくりたいと思ったときに慌てることになります。生理前に胸があるってことも然りですよ。

 

 月経全症候群は、月経3~10日ぐらい前に精神的・肉体的に様々な症状が現れ、月経がはじまると消える女性の悩みの症状です。イライラしたり、急に悲しくなる、むくみ、過食、便秘など、場合によっては、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。

 

 「肝」は自律神経のバランスや性ホルモンのバランスをコントロールしていますが、実はストレスに影響を受ける臓器なのです。

 

 肝がストレスなどによって上手く働かなくなると、気の流れは悪くなり、性ホルモンのバランスが崩れ、PMSを引き起こしやすくなったり生理不順になったりします。さらに「気」が滞ると、血の流れや水の代謝にも影響を与え、様々な症状となって現れます。


 女性の体は非常にデリケートです。少し歯車が狂ってしまうと大きな不調につながり、ほっておくと後々改善に大変な労力が必要になってしまうこともあるので、早めに対策をしていきましょう。


昭和堂薬局 | 2023年6月3日

 

流産したことを自分の責任と思って悩んでいませんか?

 流産は、意外と多くの方が経験しています。妊娠した女性の40%は流産を経験しているという報告もあるようです。当店でも流産後に妊活相談に来られる方多いのですよ。折角授かったのですから、ショックをうけてしまうのはよくわかります。その原因を調べても、半数以上が原因は不明です。また、卵子なのか精子なのかもわからないのですから、自分の責任と思うことはありません。

 

 流産や死産の原因には、受精卵や胎児の染色体異常や、ホルモン異常、血液の固まりやすさ、子宮の形の異常、ストレスなどがあります。
 初期流産で多いのは、染色体異常ではっきりした原因はわかっていません。染色体異常は年齢にかかわらず起こることのようです。本来染色体異常があるとうまく成長できないのですが、たまたま着床してしまうと流産ということになってしまうのです。ですから、動き過ぎたとかお菓子を食べ過ぎた、薬を飲んだからなどは関係ないのです。特に妊娠後は…

 

 流産は妊娠してから原因が発生するのではなく、もっと前から起こったことの結果です。元気な精子や元気な卵子をつくることができれば問題ないのです。

 

 中医学では、「腎」は成長・発育・生殖を主っています。そのことより、流産や不育症は「腎」と関連が深いと考えます。「腎の力」によって卵子や精子、性ホルモンもつくられたり育てられたりしていきます。また、生殖器の老化も「腎の力」を高めておくことにより遅らせることができます。
もう一つ、血の流れも原因になることがあります。血の不足も子宮内膜が十分に厚くならないなどが起こります。

 

 初期流産の後漢方相談に見えた方のほとんどは、問題なく妊娠・出産しています。過去のことは過去のこととして、妊活という目標に向かっていくことができれば、おそらく大丈夫だと思います。妊娠力を高めていく様な対応をしていきましょう。


昭和堂薬局 | 2023年3月30日

 

妊活相談の時に私が考えていること

 まず、妊活に関係する臓腑は「腎」「肝」「脾」です。やや2次的に「心」も…

 

 「腎」は生殖を主る臓腑です。この腎の力が働いてくれると妊活はうまくいきます。(いい卵子・いい精子をつくる力です。)しかし、妊活相談を考えている方はおそらく、この腎の力がうまく働かないまたは消耗している可能性がありますので、ほとんどの場合は腎陽を補う漢方をお勧めします。これは男性でも女性でも共通しています。この時、虚弱体質だと感じた場合は「脾」を同時に補ってあげないと補腎の漢方の上手く効いてくれないので合わせていきます。

 

 また、気・血は不足していないか、気・血は滞りなく巡っているかを問診や舌診から判断します。女性は月経がありますから月経の時に気・血を体の外に出してしまうため不足しやすいです。その不足が「脾」(簡単に言うと胃腸のこと)が弱くて補給できない場合は「脾」を補っていく必要がありますが、脾はそれほどでない場合は、妊活に使う補腎薬に補血の作用もあるものがほとんどですので更に追加はしません。

 

 次に気血の巡りですが、「肝」が気血の巡りを調節していますので、「肝」がうまく働いてくれないと排卵・月経がスムーズに出来なくなります。また、巡りが悪いということはホルモンもめぐってくれないので巡らせる必要があります。「肝」はストレスによって働きが悪くなります。現代はストレス社会と言われています。それに加えて妊活ストレスが大きいこともあるので、疏肝(肝を正常に働かせる)をします。それほどストレスを感じていなくても基礎体温がガタガタの場合や知らず知らずに症状として現れているときは疏肝や活血をすると安定していきます。男性は意外にメンタル弱いです。

 

 ここまでは、妊活相談をしているところではどこでもすると思います。これよし先がノウハウです。例えば、不安や不眠を抱えていれば「安神」をします。これが臓腑でいえば「心」です。基礎体温が全体に高ければ腎陰虚ですので、腎陰を補います。

 

 また、女性は月経周期と共に免疫(Th1とTh2)も動きます。これがうまくいっていないと着床障害になります。最近では子宮内フローラ(細菌叢)の検査もあります。子宮の細菌環境がよくなくてもうまく着床しません。

 

 等々、新しい情報を取り入れながら、その人に在っていると思われる方法を考えていくのです。

 

 45歳前後でも妊活うまくいきます。(人にもよりますので、絶対ではありませんが…)

 

 妊活は人生のほんの一部です。ご夫婦二人の生活を楽しみながら妊活して欲しいです。


昭和堂薬局 | 2023年2月26日

 

妊活のための体質チェック

 中医学において妊活に最も重要な臓腑は、「腎」です。「腎」は生命エネルギーである「精」を貯蔵しています。そのため「腎」の充実度が生殖能力に関わると考えます。ホルモンバランスや卵巣機能、卵胞の発育なども「腎」と関わっています。

 

 そのため、不妊で悩む女性は「腎」に問題があるケースがほとんどで、「補腎」をしていきます。

 

 以前もこのブログで書いていますが、女性は7の倍数で身体が変化します。(男性は8の倍数です。)このことは、中国の最古の医学書といわれる「黄帝内経」に出てきます。要約すると14歳で腎の力が充実して来て初潮を迎え、28歳で腎の力がピークを向けえて生殖機能が最高点に達します。その後段々と腎の力が衰えていき、49歳で腎の力が一定以下に衰えて閉経を迎えます。この理論はおおむね現代に当てはまります。(約2千年前の書籍ですが、現代人にを当てはまります。)

 

 この腎の力は、個人差があります。加齢によって確実に衰えていきますので、「補腎」が必要になります。
また、個々に体質や環境、食生活からも影響を受けて、妊娠しにくい体質になっていたりしますので体質もチェックが必要になります。

 

 3つのチェック項目を設けましたので、参考までにやってみてください。

 


昭和堂薬局 | 2023年1月26日

 

男性不妊にも細菌叢が関係している?

 以前、このコラムで子宮内細菌叢が妊娠の成立・流産などに関係していることを書きました。私たちの体には常在菌が存在し、その常在菌と共存して生活しています。その代表が腸内細菌叢で、この腸内細菌叢の状態によっては、いろいろな病気につながることはよく知られています。

 

 不妊治療、特に高度不妊治療をされている方は、ここ数年子宮内の細菌叢を検査される方を見受けるようになってきました。以前お話ししたように、子宮内の善玉菌が多いと妊娠しやすいことがわかってきました。検査で子宮内細菌叢の善玉菌が少ないケースはラクトフェリンなどを使って改善することで妊娠率や流産率が改善するようです。

 

 女性だけではなく男性の不妊についても精液内の細菌叢の状態が精子の質に関係するという報告があります。(精巣にも細菌叢があるらしいですよ。)

 

 世の中がきれいになり、多くの細菌などに出会う率が減ったり、発酵食品を食べなくなったりした影響が、今人の体に影響しているのであれば、怖い気もしますね。


昭和堂薬局 | 2022年11月12日

 

AMH(抗ミュラー管ホルモン)が低いと言われてショックを受けた方

 女性は、お母さんのお腹の中にいる時にすでに卵子のもとである原子卵胞を持っています。生まれてから年齢が上がるにつれて、その数は減少していきます。ある時点で原子卵胞をどの程度持っているかを推測する値として、AMH(抗ミュラー管ホルモン)があります。

 

 この数字が低いと、例えば30歳前半の人が、あなたは40歳の値ですと言われたりするので、ショックを受けて我々漢方薬局などを訪ねてきます。

 

 しかし、AMHが低くても妊娠率が低いわけではありません。いい卵胞が育って質のいい卵子に育ってくれればよいのです。閉経期でも原子卵胞がゼロにはなりません。

 

 このAMHはあくまでの目安だと思っていただければいいと思います。但し、目安だからといって悠長に構えていることはできませんので、しっかりと妊活に取り組んでください。

 

 妊活成功の秘訣は、卵子・精子の質を上げることです。漢方でいうと「補腎」です。


昭和堂薬局 | 2022年10月13日


横浜ポルタ内にある漢方薬局。あなたの健康な体を取り戻すお手伝いを致します。