『昭和堂薬局』

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昭和堂薬局がお勧めする病気にならない食事№3

近年、炎症性の疾患が増えている。
アトピー性皮膚炎や喘息、肺炎、肝炎、腎炎、すい炎の増加。他に子宮内膜症などの婦人科疾患はもちろん、さらには認知症やガンまで炎症とのかかわりがあると言われている。
なぜか?
今から80年前の明治~大正時代には平均寿命は40歳ぐらいこのわずか80年の間に、寿命が倍の80歳ぐらいまで伸びたことは驚異的だ。
医療の進歩で死亡率が下がったことは、もちろん大きく関与しているが、一番大きなことは?それは食事(栄養)だ。
栄養状態が改善した事が一番の理由であろうと言われている。
しかし現在、過去には少なかった疾患が増加の一途をたどっている。
前述した炎症性の疾患である。
加工品や添加物を口にする機会が増え、栄養のないカロリーだけの食事、そして油の問題。
体の中でゴミとなったり、熱に変わりやすいものばかりで、炎症を起こしやすくなっている状況がある。
食事の内容が劇的に寿命を延ばしたように食事の内容が劇的に病気をつくりだし、増やしている
今日、あなたは何を選んでたべますか…


マーガリンは不自然な食べ物

植物油をつかったマーガリンはなぜ常温でも固体なのでしょうか?本来ならばサラサラの液状になっているはずです。
実は「水素添加」という方法を使って、無理やり油の性質を変えているのです。
-中略-
マーガリンを製造する過程で部分水素添加を行うと、飽和脂肪酸とどことなく似た、できそこないの飽和脂肪酸のようないびつな形になります。これが「トランス脂肪」です。
食品工業の技術者は、トランス型のいびつな脂肪酸に変化した構造をもつマーガリンがプラスチックとよく似ている、と指摘したのです。
ご存知の通り、プラスチックは自然界には存在しないものなので土の中に埋めても分解されません。それと同じ構造のものが体のなかに入ったらどんなことになるか、考えただけでもゾッとします。

これは『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』という本からの抜粋です。
また本書は、日本が栄養後進国であることを指摘しています。現在ヨーロッパ各国では、トランス脂肪酸を「殺人脂肪」として扱い、トランス脂肪酸が一定基準よりも多く含まれている食品を違法としています。また、アメリカ・ニューヨーク市でもすべての調整食品からトランス脂肪酸を排除することを法律化しています。
今回は油(トランス脂肪酸)をピックアップしましたが、加工食品に囲まれて、炎症を生む「死んだ食品」が溢れているのが現状です。

病気にならない方法は, 薬を飲んだり病院に通ったりすることではありません。
「私達の体は100%食べたものでできています。良い物を食べれば、良い体と心ができます。悪い物を食べれば、悪い体と心ができます」
こんなシンプルで当たり前のことなのです。


トランス脂肪酸を多く含む食品トップ10
1.スプレッド(マーガリン・ショートニング)
2.粉ミックス(ケーキ用小麦粉)
3.インスタントラーメン、インスタントスープ
4.ファーストフード(フライドポテト)
5.冷凍食品(冷凍チキン)
6.オーブン食品(ドーナツ・パウンドケーキ)
7.スナック菓子(ポテトチップス)
8.シリアル(オートブラン)
9.クッキー、チョコレート(チョコレートクッキー)
10.トッピング(ホイップクリーム・コーヒーフレッシュ)


昭和堂薬局 | 2010年7月7日


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