『昭和堂薬局』

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あなたの爪は健康ですか?

 誰もが、「美しくきれいでいたい」特に女性は、いくつになってもそう思っている方が多いのではないでしょうか。その中で、近年は爪にも注目が集まりネイルアートをされる方も増えていると思います。

 

 爪はケラチンというたんぱく質からできています。体表面積全体に占める割合はわずかなものですが、「健康状態を映し出す鏡」とも言われ、体内の状態が反映される場所でもあります。

 

 健康な人の爪は、きれいなピンク色でツヤがあり、滑らかで斑点や凹凸などはありません。軽く押すとうっすらと白くなりますが、離すとピンク色に戻ります。これは、爪の真下にある毛細血管を流れる血液の状態がいいことを示しているのです。

 

 中医学では、「爪は筋の余り、筋の延長」、「爪は血によって養われる」と言います。筋を司り、血を蔵する五臓は「肝」です。爪が白っぽかったり、もろく割れやすくなっていたら、それは「肝血虚(かんけっきょ)」という状態で、肝の働きが低下していることの現れです。

 

<横線がある>
 湿疹などの慢性疾患や体調不良がある。栄養が十分に吸収されなかったために健康な爪が作られず、その部分が縞になっている。
・血虚(けっきょ)・・・血の栄養不足
・気虚(ききょ)・・・エネルギー不足
<縦線が目立つ>
 老化や栄養の吸収不足。正常な爪にもうっすらと縦線があるが、老化により爪床を支えきれなくなると、縦線の数が増えたり、溝が深くなる。
・腎虚(じんきょ)・・・腎の機能が低下した状態
・肝血虚(かんけっきょ)・・・肝の血が不足し肝の機能が低下している
<先端が割れやすい>
 薄くて脆い爪。ストレス、過労、貧血、飲み過ぎ、乾燥などが原因。
・血虚(けっきょ)・・・血の栄養不足
・陰虚(いんきょ)・・・潤いの不足
<スプーン状にくぼんでいる>
 貧血。爪の反り方が逆になり、真中が窪んでいる。
・血虚(けっきょ)・・・血の栄養不足
<爪半月がなくなっている>
 爪半月は爪の生え始める部分で甘皮をめくって隠れていれば正常。ない場合は消化機能が低下している、または、たんぱく質不足。
・脾虚(ひきょ)・・・消化器系の機能が低下した状態
・肝血虚(かんけっきょ)・・・肝の血が不足し肝の機能が低下している
<バチ型>
 全体につぶれたような形。生まれつきでなく、途中からの場合は呼吸器や心臓にトラブルの可能性がある。
・瘀血(おけつ)・・・血流が滞っている

 

これは、あくまでも私の私見ですが、縦線があって爪が割れやすい人が多いように感じます。よく切れる爪切りにしただけでも爪の割れは防ぐことができます。しかし、爪の状態は体の中の荒れ割れですから、食生活や生活習慣を見直すと共に、漢方薬を試して見てはいかがでしょうか。


昭和堂薬局 | 2024年6月4日


横浜ポルタ内にある漢方薬局。あなたの健康な体を取り戻すお手伝いを致します。