癌になる人たちが増えると、癌を研究すり人たちも増えます。世の中の仕組みですよね。
覚えてる方も多いと思いますが、2018年にチェックポイント阻害剤で日本人がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
それから10年経っていませんが、その他色々な薬が生まれて、結果を出しています。
私も10年前だったら生きていないかもしれません。
「もう、手がない」状態から、新しい薬が出て来て助かっている人も多いと思います。
2025年7月号の日経サイエンスに抗体薬物複合体が紹介されていました。
この薬が去年日本でも承認され、発売に至り、これによって治療が続けられている人もいます(抗体薬物複合体は以前からあるらしいんですが、以前のものとは数段良くなってるようです。)
私が今飲んでいる薬も2020年に承認された薬(分子標的薬と言う薬)です。これだけで小さくなったかわからないですが…)
単純に、一昔前の抗がん剤と今の抗がん剤の違いは、癌に特異的に作用すると言うことです。
とは言っても、完全に癌だけと言うわけではないので、まだまだ副作用も有りますし、その副作用の程度によっては、その薬を中止しないといけないケースもあります。
強い薬の副作用ってなかなか良くならない感じはしますが、漢方薬なんかで予防や症状を軽減することが出来るととっても楽になるんでやってみても良いんじゃないですかねぇ。
癌って、命に関わる病気と言うイメージですが、だいぶ変わって来てますよ。