想像以上に気圧頭痛がある方多いですね。(特に女性は)
これから台風も来るでしょうし、気圧頭痛で苦しむ方が増えそうですね。
漢方相談にお見えの方も、「天気予報ができる」っておしゃる方も…
漢方相談のメインの症状で漢方薬を処方していますが、頓服で気圧頭痛に対応したりします。
ほとんどは女性だと思います。女性は閉経するまではホルモンの満ち引きがあり、その結果自律神経が不安定になっていたりします。
頭痛の種類は緊張性頭痛がほとんどです。
世間で言われている「五苓散」や「苓桂朮甘湯」、「半夏白朮天麻湯」などは、何らかの原因で身体に不必要な水ができてしまい、その不要な水が血流を悪くして頭痛を起こしているときの処方です。
その方によって、メインの漢方も違ったりするので一概には言えませんが、単純に低気圧が来そうなときに頓服で飲んでもらうのは、疏肝薬や活血薬です。
中医学では「不通則痛(ふつうそくつう)」という考え方があり通じないと痛みが起こるので通じる漢方を選ぶんです。
頭痛は、大体緊張性頭痛と偏頭痛です。(群発頭痛もありますが、まれな頭痛です。)
女性の場合、月経周期の中でいつどの頭痛が起きているか、1種類なのか2種類なのかを検証していきます。(排卵期、月経初期は偏頭痛が多いです)
頭痛がひどい人は、漠然と痛み止めで対応するだけでなく、頭痛の種類や起こる時期などを検証して対処していきたいですね。