ニュートンという科学雑誌を読んでいたら、小腸と大腸について書かれているところに、宿便について書かれていた。
宿便って懐かしい感じ。
「大腸の中に何年もこびりついた宿便をきれいにするために、大腸洗浄が必要だという俗説がありました。」とか帰れていました。こう言ったことは現在ではない昔の俗説だと言っているんですが、そういえばこんなこと言ってる時代もあったなぁと思いました。
今は、宿便という言葉もあまり使われていない印象ですが、宿便は滞留便の事です。
ごくまれに、お客様が「宿便」という言葉を使うときがありますが…
大腸は人間にとって非常に重要な臓器です。
ここにたくさんの腸内細菌が生きていて、我々人間の生命活動を手助けしてくれるので健康に生活していけるのです。
その腸内細菌がいるのが、腸管内側にあるムチン層で、自分の常在菌はその中にいます。
宿便(滞留便)を溜めないためには、しかり腸内細菌を育て、便の材料にもなるし腸内細菌の餌にもなる食物繊維をバランスよく摂るといいんですよ。
今では、腸内環境を正すことで、便通だけでなく、免疫や糖代謝、脳のコントロールなどいろいろなことに関係していることがわかってきているのです。